ABEピアノ教室を開校します。
ABEピアノ教室のHPができました。
ごあいさつ
既に開校しているバイオリン教室の他、この度、ピアノ教室を開校することになりました。
ピアノ教室を開校するにあたり、ここまで至るまでには本当に様々な出来事がありました。
どれだけその間、周囲の知人方々から貴重な様々な助言やアドバイスをいただいたかわかりません。
その方々に心より感謝申し上げます。
そのように多くの方々に私のピアノへの想いを語っていくうちにピアノ教室を運営していくことがどれだけ大変なことで様々な問題が出てくる事なのかと日々痛感し、本当にやるの?と自分に何度も問いかけました。
私は自分の家族を含めまた、親戚も含め誰も音大を出た人はいません。私だけです。
私には娘や息子もいません。
趣味でピアノをやっていた母を除いては。
そのような理由からそんな母でも所詮、趣味でしたから、「ピアノはやめておきなさい。」とかサラリーマンの夫からは「ピアノを入れることで家をこわすな」と告げられていました。
ですので、そのような身内の猛反対を無視して増築をするわけにはいきませんでした。
工務店さんに書いていただいた設計書を片手に涙、涙の日々がしばらく続きました。
確かに音楽の専門の道を歩いてきてる人でない人にとっては儲かると確信のできないことはやってもらいたくないわけです。
ですが、私はピアノ教室をお金のためにやるのではないのだということをそこで再認識したのです。
確かにピアノ教室のほとんどは設備投資にお金をかけられ、立派なグランドピアノを入れています。
しかし、アップライトでピアノ教室をやってはいけないという法律はどこにもありませんし、アップライトでは生徒さんが一人も来ないとは100パーセント言い切れないと思ったのです。
私を必要としてくれる方がもしかしたら、どこかにおられるかも知れませんし、そんなことは人間が予測できることではないと思ったのです。
また、世の中には自分の教室を持ちたくても住宅事情等でどうしても持つことができない先生方もおられます。
そんなことを考えるとバイオリンと兼用の1部屋ですが自分には自分の教室があるではないか。
2部屋ある方が良いのですが、レッスン部屋は1つでも玄関が2つあるのだからこれだけでも恵まれているのではないか。
とそんな風に思うように変化していきました。
時が経過し、まずは与えられている環境の中で花を咲かせればいいと思うようになり、その日から自分自身の心の中にあった重荷が少しずつ消えていきました。
もしも、一人でもいい。
このような私に共感して当教室を求めてきてくださる方が出てきてくれたとしたら、私はその生徒さんのために全力を尽くして、寄り添っていこうと思います。
そんな中、念願のピアノ教室の公式ホームページができ、心に希望という小さな芽が種から芽吹きました。
それを大事に大事に枯らすことなく自分の手で大きく成長させていければと思います。
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