初心者の大人のレッスン

基礎からしっかりと教えます。

①片手の指くぐり練習

この段階から指の形をしっかりと学んでいきましょう。

この形が安定したら、少しずつテンポを上げていきますが現段階ではゆっくりで良いので手の形をしっかりと身につけましょう。

指は1本1本しっかりと離すようにしましょう。

②両手で弾けるかな

では次に両手でやってみましょう。

これが両手になるとさぁ大変。

違う動きになかなか戸惑っているようです。

必死で必死ですっかりカメラ、撮られていることまで

忘れてしまっていたようです。

何回も弾いて体で覚えましょう。

③メトードローズをやってみましょう。

これをやってから曲にいくのとやらないでは大違いです。

やってから、曲を弾くと指がスムーズに動きます。

曲も両手に入っているので、指がスムーズに動くようにしておかないと後からが大変です。

④では伴奏つけますね。

(バラ色の円舞曲)

さすがyさん、長年、バイオリンをやってきただけあって、この程度の伴奏が鳴っていても聴いてしまう。

ということはなく、数えながら、しっかり合わせられましたね。

どんな曲でも演奏中はしっかり数えましょう。

⑤下の数字は見なくて良いので数えながら弾きましょう

数えてもらうために下に数字が振ってありますが、その数字と指番号を見ていて混乱しかけたyさん。

途中からテンポが少し上がってきます。

同じテンポで弾けれるよう練習時にはメトロノームを使用して練習ですね。

⑥では曲にいきましょう。

当教室では大人の方でも初心者には基礎から入っていくためにお子様用テキストと同テキストを使用しています。

この方は「みんなのオルガン・ピアノの本」を使用していますが、よくあるケースでは大人の方だからといきなり、ジブリなどから入り教本をやらずにそれが終わるといきなりクラシックの曲をというパターンです。

もちろん、経験者で譜読みや基礎ができている方は好きな曲だけでも良いかも知れませんが、現実として初心者でそのような方はなかなかいないようです。

さて、何が少しずつ難しくなっているのか?と分析しますと左指番号なのです。

このテキストの前半の曲はヘ音記号の最初の音の指がいつも1だったので弾きやすかったのでしょう。

しかし中盤から後半になりますとヘ音記号の最初の音の指が4(薬指)!!と弱い指からいきなり出なければならないので、それに苦戦していたようです。

いつ出るかはしっかりわかっていても指が動かしにくいようです。

今後は指の訓練をしっかりと強化していきます。

ごいっしょに頑張りましょう。